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名古屋学院大学×金印
産学連携プロジェクト プレゼンテーション



わさ活

 「本わさびの価値向上」というテーマで、2022年4月にスタートした金印株式会社 と名古屋学院大学 経済学部「Business Innovator Producing Program」(以下BIP)による産学連携プロジェクト。テーマを元に学生の皆さんが考案した企画のプレゼンテーションを2022年7月16日(土)に行いました。


プレゼンテーション

本プロジェクトの学生たちの取り組みは、

・調査(あらかじめ金印側から提示されたデータの活用および独自のアンケート調査を実施)

・分析~仮説の設定(香辛料としての本わさびの立ち位置や消費者の嗜好性などについて仮説立て)

・企画提案(調査と仮説立案を元に、本わさびの本質的価値の向上・啓発につながる新しい切り口での施策を提案)

と大きく分けて3つのフェーズで行われました。

企業のマーケティング活動で行われる実践的な内容となりましたが、全19グループによる発表はどれも斬新なアイデアが盛り込まれていました。金印としても今後の事業展開に活用できそうなアイデアがいくつも見られました。

プレゼンテーションを終えて

今回、金印様からいただいた課題は「本わさびの価値向上」。初めての食品関係のテーマだったこともあり、受講生は例年以上に当事者意識を持って取り組んでいました。データを集めてクロス集計分析をし、その結果をベースに戦略を考える、実践的なマーケティングを経験できたことは、彼らにとって貴重な機会となりました。本当にありがとうございました。

名古屋学院大学経済学部 准教授 博士(経済学)秋山太郎様

 今回の取り組みを通じて、参加した学生の方からは「今回の授業で初めて本わさびがこれまで身近だったわさびと違うものであることを知った。(2年生Fさん)」「若者のわさびの食頻度が減少する中、本わさび自体は優れた機能を持つため、食生活に取り入れたい。(4年生Kさん)」などの声が聞け、若い皆さんにとっても従来のわさびのイメージが変わるきっかけとなりました。

今後の展開

 今回は本わさびの価値向上のためのプロモーションや、食生活に取り入れていただくための啓蒙活動について企画いただき、その中からいくつかの企画を金印株式会社にて選定。
選定した企画に関して、また学生の皆様と深堀りブラッシュアップを行い、実際に施策として実施していきたいと考えています。今後、どのような施策が展開されるのか、ぜひ楽しみにお待ちください。

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